第三次ソロモン海戦 ~第三部(3)~

第三部 戦艦による夜戦(11月14~15日)

第三段階(0045-0250)

サウスダコタの船尾にいた球磨型軽巡洋艦と推定される艦の沈没に続き短い小康状態となった。我々の第二の戦艦はもはや敵の砲火にさらされておらず、ワシントン付近でわずかなショートに気がつくだけであった。砲火は一時的にサウスダコタの司令塔や他の艦橋で人員のほとんどを視力を奪った。それはガイドを見る事も困難でなった。

ワシントンはまだサボ島北西の新たな敵の目標を追尾していた。彼らは西より15度南の進路で米軍の旗艦と交差するコースで進んでいた。00:46、ワシントンは沈没した船に留意して72度に進路を取った。これは巡洋艦として2つの情報源から報告されたが、おそらく駆逐艦であった。同じ時刻、OTCは駆逐艦に撤退するように命じた。グウィン一隻のみが受領した。その後、戦艦はスクリーンから全く写らなくなった。

サウスダコタのSGレーダーは稼働し始めた。00:47、それは4隻の船が70度、距離5400ヤードにいると報告した。 すでに指摘したように、この船団の一時的なSGレーダーの欠如はワシントンが行っていたこれらの接触によって予防されていた。ワシントンはそうでなかったが、サウスダコタは無為意識のうちに任務部隊司令官によって規定された7000ヤードの範囲内に接近していた。次の数分で2隻は探照灯照射と比較し火器管制レーダーによって与えられた利点が超越するという劇的な証拠を体験した。

我々の戦艦はサボ島の西11マイル、旗艦の右舷後方150度にサウスダコタがいた。少なくとも4隻の船団がおり、先頭艦が最も大きかった。00:55、日本艦隊は右舷に回頭し進路を反転させ、26ktでサボ島とエスペランス岬間の海峡へと向かった。再び両軍の距離はゆっくりと狭まり始めた。

01:00、敵の2番艦がサウスダコタの船腹の少し前を探照灯で照らし出した。2/2の4つのペアになっているライトだった。ワシントンの主砲と第1・第3番5インチ副砲はすぐさま日本艦隊の先頭艦・金剛型戦艦に対して8400ヤードで砲撃した。

5番・7番副砲は7500ヤード先の照射中の艦、おそらく重巡洋艦に集中し、その間9番副砲は主砲のために照らし出した。敵のサーチライトが照射された30秒後に日本艦とサウスダコタは同時に砲撃を開始した。照射中の艦は消灯し、艦列の三番目の艦にその仕事をひき次いだ。我々の戦艦の副砲によって、サウスダコタとワシントンの光量をより暗くするよう試みたことは成功だった。サウスダコタの主砲は戦列の2番艦に対して2・3斉射し、その探照灯は消え、二つに折れたようだった。サウスダコタは今や三重・四重の集中砲火の下にあり、すぐに被弾し返され、恐らく最初のものが20mm弾倉室に発生した。速度は27ktに増速された。いくつもの被弾を受けた。主砲は目標を敵艦列の3番艦に移し、ワシントンの5インチ砲も砲撃を開始した。

旗艦の主砲は金剛型戦艦に対して最低3斉射し、全ての砲弾が爆発した。大きな黒い煙と蒸気の雲が外部に放出され、続いて出火した。01:02:30、敵艦が沈没したと間違った報告がなされたため、「射撃中止」が命令された。

サウスダコタが戦艦と巡洋艦の砲弾(14・8・6・5.5インチ)が何度も被弾したが、高い次元で爆発したのは3回のみであった。敵は高い場所を撃ち、その結果いくつもが飛び越えた。しかし、前檣構造物に多大な損害がもたらされた。レーダー、測距儀・射撃指揮装置、TBSを含めたそのほかの重要な設備は戦闘活動中故障していた。一発の6インチ砲弾はレーダー表示装置に被弾し、それを破壊した。続いて他の砲弾もすぐに命中して、ほぼ同じ場所に突入した。バトルⅡの範囲には他の被弾といくつかの火災が発生した。5つの燃料油区画が破裂した。13人が死亡し、60人が負傷した。

ワシントンは金剛型戦艦が4つの連装砲塔うち3つで発砲していることにまだ気がつき、1分30秒ほど中止したのちに砲撃を再開した。多数の被弾が得られた。敵艦は一つの砲塔で砲撃を続けた。01:07時、ワシントンはまだ損傷を受けていなかったが、金剛型は沈黙し離れていったため、金剛型に対しての砲撃を中止した。主砲はワシントンが500度回頭する10分間、この船を追尾し続けた。金剛型は8つの16インチ砲弾の命中と多くの5インチ砲弾うけて酷く炎上していた。後に情報部は彼女を霧島と明確に認定し、海戦後に沈んだと知った。

敵軍の残りの部分は、損傷の様々な段階で撤退した。二番艦、恐らくは重巡洋艦は沈んでいくと記された。三番艦は重傷を負い、発火していた。四番艦は5インチの砲撃で少しの損害を受けていた。

01時10分、日本軍が砲撃をしなくなってから2・3分が経った。サウスダコタの第三砲塔はガスシール付近のどこかに被弾した14インチ砲弾が原因で指向困難を報告した。2発の14インチ砲弾に装甲は耐えていたが、船の上甲板は6インチと5.5インチ砲弾に悪いように切り裂かれた。修復班は火災と闘っていたが、火災は深刻では無いと報告した。ダメコンは高速回転で送られ始めている水を見張った。主砲・副砲は全ての目標を見失ったため、砲撃を中止していた。ワシントンは見えず、通信機材への損傷によって彼女への全ての通信は不可能だった。サウスダコタの損傷具合を見て、グッチ艦長は他の何よりも任務部隊司令官への無力感を感じ、撤退することを決断した。

01時17分ワシントンは、霧島の西より針路を18ノットで航行する新しい目標を追尾するために破壊された霧島から主砲を移した。これは北西へ29ノットで向かう5隻の船団(恐らく駆逐艦)の先頭艦だった。米艦隊の旗艦は輸送船団やそのほかの適切な目標を発見するために340度に針路をとり続けた。01時21分、南よりのコースを進んでいるサウスダコタと思われる艦はかなり距離が離れた南東に見えた。すぐ直後に目標が48度(駆逐艦)、147度、326度に見つかった。4隻よりも多くの輸送船が方位角240度のほぼラッセル諸島近傍にいることに気付いた。主砲によって追跡されているそれらの艦は、おそらく損傷した艦を隠すために煙幕を使用し始めた。煙幕は前方でも発見され、近傍まで流れてきた。

01時33分、リー提督は魚雷の罠を回避するために速力を20ktに減速し、進路を180度に反転した。任務部隊司令官は防衛部隊の備えを考慮して敵の輸送船が砂浜に到着するのに十分に遅れており、日の出前に荷卸しをすると考えていた。

ワシントンの進路は撤退において敵駆逐艦を自軍の損傷艦に導いてしまわないため、確からしい航跡よりも西へ向けた。01時37分、方位095度に大きな爆発が記され、その後数分間、発砲の爆発が真後で起こった。それは150~200フィート、高いものでは200フィート弱の水柱だった。艦橋は前方に目標と鈍い閃光を報告した。任務部隊司令官はまだサウスダコタをTBSで上げることができなかった。速度は25ノットになっていた。

数分後、左舷後方に魚雷が発見された。この時から02時19分の間まで旗艦は右舷前方の一隻の船と左舷後方の数隻の駆逐艦から魚雷攻撃にさらされた。17本の魚雷は視認のいくつかが重複であると指摘されました。他の「魚雷の航跡」はおそらく星からの光筋でした。しかし、4匹から5匹の本物の「魚」が近すぎて安心できなかった。

(後略)

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